日本の伝統美「漆」

「漆」は縄文時代(約一万年前)から日本人に愛され使われてきました。
時代を代表する寺社仏閣などの建造物。仏像や武具甲冑から日常使いの器まで。
「漆」の放つ艶やかな光は多くの人々を魅了し、その美しさは「漆の堅牢さ」によって時代を超えて伝わり、日本人の生活と文化を支えてきました。

漆の美を未来につなぐ

「漆芸」は日本に古くから伝わる伝統工芸のひとつです。

日本人は古来から日本に自生していた漆の木の樹液を塗料や接着剤として使い、さまざまな生活道具や装飾品を作ってきました。その技術「漆芸」は長い歴史の中で木、布、貝、金銀などいろいろな素材や新しい技術と結びつきながら、今日まで脈々と受け継がれてきました。

私も縁あって漆の世界に身を置いた者の一人として、その工人たちの技術や想いを未来にに伝えたいと考えています。

田中漆芸では日本の「漆芸」を世界に発信すると共に、この貴重な技術を伝承するための後進育成に力を注いでいます。カルチャースクールにおける「モダンうるし講座」や「金継ぎ講座」、「講座生作品発表会」を開催しその魅力を伝え、感動を共有したいと思っています。

このホームページが、みなさんが漆に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。

田中漆芸 代表 田中恵二

田中漆芸教室
山陽新聞カルチャープラザ
庭瀬陶芸工房
済生会カルチャークラブ

田中恵二 略歴

Home

昭和31年5月18日 岡山市生まれ
平成6年 香川県漆芸研究所 研究員課程修了

香川県重要無形文化財 北岡省三に師事。彫漆、堆漆を学ぶ
国指定重要無形文化財 磯井正美、国指定重要無形文化財 大田儔の両師に薫陶を受けた蒟醤技法と彫漆技法を組み合わせ、立体表現技法「彫漆蒟醤」を考案し、日本伝統工芸展を中心に出品活動を続けている

 

1988 岡山県美術展 県展賞 受賞
1992 日本伝統工芸中国支部展 入選(以後12回入選)
1996 日本伝統漆芸展 入選(以後8回入選)
1999 日本伝統工芸展 入選(以後8回入選)
2005 日本工芸会 正会員認定
          日本伝統工芸展出品作品「彫漆蒟醤箱」両陛下お買い上げ
2007 日本工芸会中国支部50周年記念展 日本工芸会賞 受賞
個展 (岡山市 明日香画廊)
2008 文化庁重要無形文化財「螺鈿」伝承者養成事業研修員
2009 個展(倉敷市 天満屋)
2013 個展(姫路市 山陽百貨店)
2015 螺鈿燿燿展(東京日本橋 三越本店)
2016 岡山県教育委員会 教育長賞 受賞
2019 第2回螺鈿燿燿展(東京日本橋 三越本店)
陶と漆 三人展(岡山高島屋)

公益社団法人日本工芸会 正会員 
神戸新聞文化センター 講師
山陽新聞カルチャープラザ 講師
岡山済生会カルチャークラブ 講師
庭瀬陶芸工房 講師
漆芸工房「田中漆芸」 代表

田中漆芸工房

連絡先

086-284-4861
080-5237-4861
info@urushi.art

所在地

〒701-1211

岡山市北区一宮202−14

お問い合わせ